日本国際映画著作権協会は、アメリカ映画協会(MPAA)加盟ハリウッド大手6社の映画と映画著作権の保護活動を日本国内で推進しています。インターネット上における侵害対策や映画の無断上映、無断複製・販売、映画盗撮防止に関するセミナーやトレーニング、著作権啓発活動や著作権政策などへの提言がその活動の中心です。 2011年10月、リサーチ専門機関Ipsos(イプソス)とオックスフォード・エコノミクスが共同で実施した調査の分析結果が公表されました。このレポートは、「映画への著作権侵害が、日本の経済に与えた影響」という視点で調査されたもので、これによると、およそ2010年の1年間で、日本経済全体に564億円の損失と2,600の雇用機会喪失が推定され、映画産業界だけでも年間235億円の損失が発生したと報告されています。 ファイル共有ソフトやストリーミングの悪用による送信や改変、海賊版の販売や譲渡、権利者に無断での上映行為に潜む「自分は捕まらない。自分(の行為)は見つからない。」という身勝手な思いは、どうやら中高年の違法行為者に強くあるようです。 2011年度、JIMCAは、34事件について権利者の法的手続き(刑事告訴)支援をおこないました。内容別では、ネットオークションやP2Pファイル共有などインターネット関連が19件で、約56%を占めました。 また、海賊版販売に絡む15件の事件を加えた場合の逮捕者年齢分布は、40歳以上が70.5%にも及ぶ結果となりました。